9月
雲は少しずつ遠くなる。
誰かと近くなる。
深呼吸をしても、仕事が慌ただしくなる時期が来るの。
季節は、ただ、夏が終わっただけ。
たったのそれだけ。
次の季節は、まだ来ない。
冷たい風も吹かない今年は、
一段と夏が終わらせられないでいる。
未だ海に飛び込めるんじゃないかって思う。
(ボードを持っていたのなら話は別だけれど)
好きな曲を聴いて、好きな夜を過ごす。
面白いほどに哀しいように、愛すべき私の世界がこの場所で繰り広げられている。
好きな人達の好きなお酒は、
私の好きな物じゃないから家に溜まっているから飲んでみようかなとか。
マニキュアを整えようとか。
タバコが無くなったからどうしようとか。
お肌の調子が心配だからスチーマーやろうかなとか。
ミシンいじろうとか。
ギター触りたいとか。
いつも慌ただしい私の心とかさ、
上手に活かすことができればいいのにね。